デジカジアドバンス

ジャッキシステムを全ての現場へ

荷重、変位表示とフィードバック制御
推進ジャッキのシーケンス制御
デジカジアドバンスは、ジャッキ操作に特化したコントロールユニットです。荷重の計測制御に加え、推進システムまで標準ソフトとして内蔵しています。専用システムを構築するまでではない中小規模現場にも、簡単にジャッキ管理システムを導入することができます。
どんな現場にも柔軟に対応
タッチパネルディスプレイに、ジャッキ管理システムを一目で見れる形で表示します。16支点の荷重・変位、スイッチボックス、遠隔操作にデータ保存。どこでも、本格的なジャッキシステムを構築することができます。
タッチパネルディスプレイにすべてを表示
荷重 16点
変位 16点
ポンプユニット制御 16台
タッチパネルディスプレイに、ジャッキ管理システムを一目で見れる形で表示します。16支点の荷重・変位、スイッチボックス、遠隔操作にデータ保存。どこでも、本格的なジャッキシステムを構築することができます。

ジャッキ荷重・変位を
数値・グラフ表示
現場では迅速な状況判断が求められます。すべてが重要な情報の中、直感的に最適な正解にたどり着けるよう、レイアウト、数値のサイズや配色を考慮しました。数値だけでなく棒グラフにも管理値を表示。警告表示は背景色が変化し、何が原因で停止しているか明確に表示します。

最大16台のポンプユニットを手元で操作
タッチパネルディスプレイに、ジャッキ管理システムを一目で見れる形で表示します。16支点の荷重・変位、スイッチボックス、遠隔操作にデータ保存。どこでも、本格的なジャッキシステムを構築することができます。
狭い場所でも、
S-BOXを使えば
ポンプユニットを減らせます
現場では迅速な状況判断が求められます。すべてが重要な情報の中、直感的に最適な正解にたどり着けるよう、レイアウト、数値のサイズや配色を考慮しました。数値だけでなく棒グラフにも管理値を表示。警告表示は背景色が変化し、何が原因で停止しているか明確に表示します。

音声による
確実なジャッキ操作案内
操作時や、管理値を超えた場合など、音声アナウンスを発声し、操作者に確実に情報を伝えます。音量調節の可能なスピーカーは、最大音量にすれば作業員全体の声掛け役として、最小音量で計測室での集中管理のサポートとして活躍します。計測値をリアルタイムに読み上げることも可能です。

ジャッキ操作支援
- 自動制御
- KeepON
- トレンドグラフ
現場を想定した
自動制御操作
偏差を最小に抑える偏差制御。設計値に到達したら停止する目標制御。荷重・変位どちらの値をもとに制御をするか選択する荷重/変位制御選択。ジャッキ操作に必要なテクニックをボタンで選択、レバーで操作できます。すべての操作に計測値の停止値を設けることができるので、安心して操作することができます。

プロのテクニック
KeepON
ジャッキ操作は、ストロークがバラバラの状態を保ったまま、重量物を上げ下げしたい時があります。その状態で初期値をとればいいのですが、そうするとストロークがわからなくなってしまいます。そんな時は、KeepONを使用して変位ゼロをしてください。変位は、変位値(KeepONした値)と、ストローク値の二つを表示し、変位量をもとに自動制御が行われます。

変化の見える
トレンドグラフ
荷重・変位の時間変化はトレンドグラフで確認。8点グラフ表示に切替えることで、リアルタイムの数値・棒グラフ表示の下に、トレンドグラフを同時に表示できます。8点すべてのデータがグラフにプロットされ、時間軸の変更、過去のデータ参照も同じ画面で可能です。

主な機能
数値保存
任意の時間毎に計測値を、本体内のSDカードにCSVファイルとして保存することができます。ファイルはSDカードを抜き取るか、タッチパネル下のUSBポートに、USBメモリを挿入することで移動することができます。抜き取ったファイルはエクセル等で編集することができます。
画面保存
任意の時間毎に画面のキャプチャを画像ファイル(PNG形式)として保存することができます。ファイルはWindowsのエクスプローラでいつでも確認できるので、作業中に過去の画面を参照することも可能です。
メール発報による桁異常の情報共有化
使用するセンサの閾値を超えた場合事前に設定しておいたメールアドレスにセンサ情報を発信することができます。
桁の状態異常に対する注意喚起や現状把握が現地にいなくても可能になるため、ベントでの長期間の受替えや沓座交換時の変位異常にいち早く気付くことができます。
鍵を使った
インターロック
重要な操作は、タッチパネルではなく、機械的なキースイッチを使用します。キーを抜くことで、操作禁止することができるので、操作者を限定することができます。さらに、キーをひねることで、インターロックの操作を行えるようにしました。インターロックONであれば、計測値が停止値を超えている場合は操作できません。
データ連携によるセンサ情報を基にしたデータ比較
FTPサーバを使用することで他企業のセンサ情報を連携し、桁のズレや位置情報の比較・修正が可能となります。
普段ジャッキ計測では使用しない脚の沈下計測やベント傾斜などの設備に対する計測を送り出しのシステム上に表示し、一括管理システムとして使用することができます。
防水性
どんな現場にも対応できるように。筐体には、樹脂製ハードケースの代名詞でもある、Pelican Products(ペリカンプロダクツ)社のペリカンケースを使用しています。操作レバー、スイッチも防水・防塵の物を使用し、屋外使用を前提とし作りこみました。小雨程度のであればそのまま使用できます。
繰り返し動作を自動化できます
推進ジャッキ・クランプ動作を自動化することで、手動による誤操作を防ぐことができます。インターロック機能や、停止条件も内蔵されており、安全な重量物移動を行うことができます。
3種類の推進方式
比較
仕様 | 盛替推進 | 前後推進 | 連続推進 |
---|---|---|---|
速度 | △ | 〇 | ◎ |
設備 | ◎ | 〇 | △ |
全長 | ◎ | 〇 | △ |
コスト | ◎ | 〇 | △ |
ジャッキシステムとの連携
ジャッキ管理システムと連携するとこで、鉛直荷重が限界値超過時に、推進を停止することができます。推進力の管理や、動作の状態なども一元管理をすることができます。
推進台車の微調整は現地でジャッキを目視しながら操作。重量物の推進スタート操作は全体の反力バランスを確認してからジャッキ管理システムから行うなど、状況により操作系統を変更することができます。
重量物移動の最小構成
推進ジャッキを1台、クランプを2台使用した機材構成は、重量物を推進させる基本の構成になります。推進クランプで軌条を締付け、推進ジャッキを伸長することで重量物を移動します。次に、重量物が動かぬよう盛替えクランプで固定してから、推進クランプを開放して推進ジャッキを盛替え収縮します。

軌条間の偏差制御もできます。
8軌条の連動操作
連動操作 全支点の同時スタート・ストップ
偏差制御 差を付けずに移動
目標制御 指定した移動量で停止
タッチパネルディスプレイに、ジャッキ管理システムを一目で見れる形で表示します。16支点の荷重・変位、スイッチボックス、遠隔操作にデータ保存。どこでも、本格的なジャッキシステムを構築することができます。


推進ジャッキを、前後に設け盛替時間を短縮
タッチパネルディスプレイに、ジャッキ管理システムを一目で見れる形で表示します。16支点の荷重・変位、スイッチボックス、遠隔操作にデータ保存。どこでも、本格的なジャッキシステムを構築することができます。
連続推進
仕様・図面
デジカジアドバンス

本体
全長、全幅、全高 | 425×331×219mm |
保護等級 | IP65相当 |
重量 | 約8.7kg |
電源 | AC100~240V ケーブル長1.5m |





使用方法
デジカジアドバンスの操作方法を説明します。