製品使用上の注意事項

ジャッキをサンドル上に設置する場合は、ジャッキ基部に転倒防止を設置してください。また、水平力は鉛直荷重の10％以上ジャッキの頭部に作用すると仮定して転倒防止を設計してください。（鋼構造架設設計施工指針より）

ジャッキ底部の受け材は十分な耐力の有る部材を使用してください。強度不足により受け材が変形してジャッキが転倒する可能性が有ります。

ジャッキが加圧された状態から切換弁を急激に開放しないで下さい。重量物の落下に繋がります。ジャッキ降下時は、圧力計を見ながら切換弁(圧抜き弁)を徐々に緩めて下さい。

ジャッキに作用する荷重はジャッキの能力の70～80％、複数ジャッキの使用する場合は、1.5～２倍の容量を有するジャッキを使用して下さい。(鋼構造架設設計施工指針より)

ジャッキは鉛直に設置して中心で荷重を受けて下さい。偏荷重により重量物の破損やジャッキが転倒する可能性があります。

ジャッキは荷重受け部の中心で、垂直かつ全面で荷重を受けて下さい。重量部に勾配がある場合はユニバーサルヘッド付きジャッキまたは、テーバー材を使用して全面接触として下さい。勾配部をそのまま受けるとジャッキヘッドの損傷やジャッキが転倒する可能性があります。

ジャッキに斜め荷重や、衝撃荷重を負荷させないで下さい。ジャッキが転倒する可能性があります。

油圧ホースは確実に接続して下さい。戻りホースが接続不良の場合はジャッキが破損する可能性があります。

長時間にわたってジャッキにて荷重を保持する場合は、サンドル材等で荷重をサポートして下さい。

電動油圧ポンプを使用する場合、配線時に感電する恐れがあります。元電源を必ず切ってから配線して下さい。

電動油圧ポンプを使用する場合、電動機に手を巻き込まれないように注意して下さい。また、ウエス等が巻き込まれる物を近くに置かないで下さい。

製品に強い衝撃や落下等に注意して下さい。作動不良や油漏れを起こすことがあります。

油圧ホースをキンクさせないで下さい。強度が著しく低下して油漏れの原因となります。

油圧ホースを潰さないでください。強度が著しく低下して油漏れの原因となります。

油圧ホースの外被はウレタンのため高温により損傷し油漏れの原因になります。ホース近傍で溶接等を行う場合はホース養生を行ってください。

ポンプ操作前に必ずエアー抜きプラグを緩めてから使用して下さい。閉めた状態で使用するとハンドポンプが破損する可能性があります。