デジカジmini
2点までの荷重、変位計測の最小構成
デジカジminiは、各種センサを使用してジャッキ荷重やストローク量を数値にて表示します。軽量かつ容易な接続により、設置場所を選びません。
油圧ジャッキの構造
油圧ジャッキは、本体となるシリンダチューブ、物を持ち上げるピストンロッド、ピストンロッドの押さえとなるロッドカバー、3点の金属部品から構成されます。押し側ポートから油を入れると油がたまりピストンロッドが伸長します。この時の油の圧力は最大70MPa、1cm2あたり700kgの力でピストンロッドを押し上げます。ピストンロッドの底面積(受圧面積)が100cm2のジャッキは、70tonの物を持ち上げることができる計算になります。
異なるセンサを同時に表示
圧力変換器と変位計をつなげれば、ジャッキの荷重とストロークを同時に表示することができます。
「数値」「トレンド」表示の切替えが可能
現場では迅速な状況判断が求められます。すべてが重要な情報の中、直感的に最適な正解にたどり着けるよう、レイアウト、数値のサイズや配色を考慮しました。数値だけでなく棒グラフにも管理値を表示。警告表示は背景色が変化し、何が原因で停止しているか明確に表示します。
使用センサに合わせた単位表示
どんな現場にも対応できるように。筐体には、樹脂製ハードケースの代名詞でもある、Pelican Products(ペリカンプロダクツ)社のペリカンケースを使用しています。操作レバー、スイッチも防水・防塵の物を使用し、屋外使用を前提とし作りこみました。小雨程度のであればそのまま使用できます。
M12産業用防水コネクタケーブル
センサの接続には、産業用の防水コネクタケーブルを採用しています。ケーブル長は2m、5m、10m、30mを用意しており、延長する場合はケーブルを連続して接続するだけです。センサが4台の場合はそのままデジカジプラスに接続。8台の場合は、T分岐を使用します。
仕様・図面
デジカジmini
使用方法
デジカジminiの操作方法を説明します。